>>[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
想うほど手酷く扱ってしまう。
自分も相手も犠牲にしていく行為に意味はないと分かっているのに。
それでも俺はこうすること以外で愛情の吐き出し方を知らない。
万が一に受け入れられた時、そこには何が待っているのだろうか。
薄暗い牢の中、行為の後、裸のままぐったりとするロイドを後ろから抱きかかえながら、俺はぼんやりとしていた。
ロイドの体のあばらの辺りを触ると骨が浮いて乞食か何かのようになっている。
監禁してもう何日経っただろう。
日に日にロイドは憔悴していく。
飯もろくに手をつけなくなったし、食べさせても戻してしまう。
仕方ないので点滴を持ち込んでいるが、それでも追いついているかどうか定かではない。
このままでは死んでしまうだろうか。でもそうなったら死体が腐乱しないように処置して傍に置いておけばいい。死姦だろうが構わない。こいつが抱けるなら。こいつが傍にいてくれるなら。
そもそもここから出すなどと言うことは考えてはいない。
しかしそうして憔悴していく代わりに、違う変化があった。
抱くときの抵抗や怯えが消えていった。
体が弱っていることもあるのだろうが、理性が抵抗しようとするものを、感情が凌駕していっているのではないだろうか。
俺は抱くたびにそれに感じて歓喜する。
もうすぐ、もう少しでこいつは俺のものだ、と。
こいつから求めてもらえる日は近い。
「ロイド・・・起きてるか?」
「ん・・・、」
ロイドは力なくこちらを振り向いて俺を見た。
そこには怯えも拒絶も無い。
焦点の合わない光を失いつつある双眸に俺だけが映っている。
ぎゅうっと痩身を抱きしめて言う。
「好きだ・・・」
「ランディ・・・」
ロイドの声は虚ろに宙を舞う。
彼は俺の名前を呼んでふと涙を流した。俺はその意味を知らない。
俺が傍にいるのにどうして泣く必要がある?
お前が求めさえすれば涙なんか簡単に止めてやる。
「どうして泣いてるんだ」
「ランディ・・・おれもどうして泣いてるのか・・・分からないんだ」
恐らく理性はまだこの行為を拒絶している。
けれど、感情の方は俺に支配されつつある。
そのせめぎ合いで流れてくる葛藤だ。
ロイドの最後の理性が焼き切れかかっている。
ロイドの神経を焼ききってしまうような行為がしたい。
それを察してか、いやいやをするようにかぶりを振るロイドの前に手を伸ばして、もう出し尽くして出ないであろう熱を握りこむ。
ロイドはまた抱かれると思ったのか身をすくめる。
「やめて・・・・・・」
ロイドは拒絶の声も弱弱しい。
だが体はもう拒否しなくなっていた。
背筋がぴくぴくとしなって俺が触れるだけで感じている。
可哀想に。
こんなに追い詰めた俺がそう思うのはおかしいだろうが。
ロイドの萎えたモノを掴んで耳元で囁く。
「抱くんじゃない、安心しろ」
ロイドはそれにホッとしたのか体の力を抜いた。
俺はロイドを寝転がして少し膨らみ始めたそれを口に咥える。
そうしてロイドの下腹部をぐっと押す。
「・・・っ、な、なにする気・・・?」
力なく肩を押しやってくる。
半日溜まっているのだからそろそろ限界のはずだ。
なおもぐっぐっと力を入れて押していると、ロイドの口から我慢しきれずにうめき声が聞こえる。
ロイドはようやく察したらしい、必死でその感覚から逃げ出そうとしているが、辛そうに顔をゆがめている。
やがて先端から少し湧いてきた水をすすり上げる。
一度出してしまうと後は抑えがきかないのだろう、どぽどぽと尿が溢れてくる。
「う・・・く・・・ランディ・・・」
ロイドの声は涙混じりだった。
溢れてくるそれを零さないように咽喉を鳴らし飲み上げる。
今日は水を多めに飲ませていたから放出が長い。味も薄い。
すべて飲み干すと、ロイドは放心したように体の力を抜いた。
そして口の中でランディ、ランディと繰り返す。
壊れた人形のようだった。
今の行為で神経が焼ききれたのかもしれない。
ロイドは寄る辺なく手をさまよわせる。何かすがりつくものを探すように。
俺は新しくシーツを取り出して広げるとそこにロイドを寝かす。
もう体に力が入っていないロイドの代わりに服を着せてやった。
頭を撫でると気持ち良さそうに目を眇める。
俺の手をとって愛しげに頬を擦り付けてくる。
その様子に俺は満足した。
「ランディ・・・」
声は限りなく甘い。
「どうした?」
「ランディが傍にいると・・・嬉しい」
ロイドはうっすら微笑む。
俺の望んだ姿がそこにあった。
俺だけを見て俺のためだけに存在するロイド。
愛しくてならない。
ロイドは無言で俺を見詰めてくる。
「ロイド・・・?」
「・・・・」
「どうしたんだ?」
「なんでもない・・・」
何でもないようには見えないが、そろそろ時間だ。
時計を見ているとロイドがぼんやりとした声で言う。
「行くんだ・・・?」
後ろ髪を惹かれる声。
「・・・ああ、また夜になったら来るわ」
額に口付ける。
するとロイドは驚いたことに俺の服のすそを引っ張って頭を振った。
目は俺をしっかりと捕らえて放さない。
「・・・・・・傍にいて」
「ロイド?」
「抱いて滅茶苦茶にしていいから、傍にいて」
ロイドは何を思ったのか唐突にそう言い出す。
ようやく求められた、と思った。
望まない形で抱かれても、やがて俺しか見えなくなるようにと願っていた。
思い描いていた構図が具現化されて俺の心は躍りだす。
「分かった・・・」
「良いの?」
ロイドの顔がひらめく。
一瞬だけ生気が戻ったようにも見える。
「お前が傍にいて欲しいって言うならどこにも行かねえさ」
ごろりとロイドの横に寝そべって寝物語でもしてやるように顔を近づける。
そうしていると、ロイドは震えながら起き上がり俺に口付ける。
触れるだけのそれに胸が高鳴った。
ロイドの指に自分の指を絡める。
握ると弱弱しくだが握り返してくれた。
その感触に、恋人になったのだろうと思った。
俺は思う。
もう離れないと。
離れることなど出来ない。きっとずっと。
自分も相手も犠牲にしていく行為に意味はないと分かっているのに。
それでも俺はこうすること以外で愛情の吐き出し方を知らない。
万が一に受け入れられた時、そこには何が待っているのだろうか。
薄暗い牢の中、行為の後、裸のままぐったりとするロイドを後ろから抱きかかえながら、俺はぼんやりとしていた。
ロイドの体のあばらの辺りを触ると骨が浮いて乞食か何かのようになっている。
監禁してもう何日経っただろう。
日に日にロイドは憔悴していく。
飯もろくに手をつけなくなったし、食べさせても戻してしまう。
仕方ないので点滴を持ち込んでいるが、それでも追いついているかどうか定かではない。
このままでは死んでしまうだろうか。でもそうなったら死体が腐乱しないように処置して傍に置いておけばいい。死姦だろうが構わない。こいつが抱けるなら。こいつが傍にいてくれるなら。
そもそもここから出すなどと言うことは考えてはいない。
しかしそうして憔悴していく代わりに、違う変化があった。
抱くときの抵抗や怯えが消えていった。
体が弱っていることもあるのだろうが、理性が抵抗しようとするものを、感情が凌駕していっているのではないだろうか。
俺は抱くたびにそれに感じて歓喜する。
もうすぐ、もう少しでこいつは俺のものだ、と。
こいつから求めてもらえる日は近い。
「ロイド・・・起きてるか?」
「ん・・・、」
ロイドは力なくこちらを振り向いて俺を見た。
そこには怯えも拒絶も無い。
焦点の合わない光を失いつつある双眸に俺だけが映っている。
ぎゅうっと痩身を抱きしめて言う。
「好きだ・・・」
「ランディ・・・」
ロイドの声は虚ろに宙を舞う。
彼は俺の名前を呼んでふと涙を流した。俺はその意味を知らない。
俺が傍にいるのにどうして泣く必要がある?
お前が求めさえすれば涙なんか簡単に止めてやる。
「どうして泣いてるんだ」
「ランディ・・・おれもどうして泣いてるのか・・・分からないんだ」
恐らく理性はまだこの行為を拒絶している。
けれど、感情の方は俺に支配されつつある。
そのせめぎ合いで流れてくる葛藤だ。
ロイドの最後の理性が焼き切れかかっている。
ロイドの神経を焼ききってしまうような行為がしたい。
それを察してか、いやいやをするようにかぶりを振るロイドの前に手を伸ばして、もう出し尽くして出ないであろう熱を握りこむ。
ロイドはまた抱かれると思ったのか身をすくめる。
「やめて・・・・・・」
ロイドは拒絶の声も弱弱しい。
だが体はもう拒否しなくなっていた。
背筋がぴくぴくとしなって俺が触れるだけで感じている。
可哀想に。
こんなに追い詰めた俺がそう思うのはおかしいだろうが。
ロイドの萎えたモノを掴んで耳元で囁く。
「抱くんじゃない、安心しろ」
ロイドはそれにホッとしたのか体の力を抜いた。
俺はロイドを寝転がして少し膨らみ始めたそれを口に咥える。
そうしてロイドの下腹部をぐっと押す。
「・・・っ、な、なにする気・・・?」
力なく肩を押しやってくる。
半日溜まっているのだからそろそろ限界のはずだ。
なおもぐっぐっと力を入れて押していると、ロイドの口から我慢しきれずにうめき声が聞こえる。
ロイドはようやく察したらしい、必死でその感覚から逃げ出そうとしているが、辛そうに顔をゆがめている。
やがて先端から少し湧いてきた水をすすり上げる。
一度出してしまうと後は抑えがきかないのだろう、どぽどぽと尿が溢れてくる。
「う・・・く・・・ランディ・・・」
ロイドの声は涙混じりだった。
溢れてくるそれを零さないように咽喉を鳴らし飲み上げる。
今日は水を多めに飲ませていたから放出が長い。味も薄い。
すべて飲み干すと、ロイドは放心したように体の力を抜いた。
そして口の中でランディ、ランディと繰り返す。
壊れた人形のようだった。
今の行為で神経が焼ききれたのかもしれない。
ロイドは寄る辺なく手をさまよわせる。何かすがりつくものを探すように。
俺は新しくシーツを取り出して広げるとそこにロイドを寝かす。
もう体に力が入っていないロイドの代わりに服を着せてやった。
頭を撫でると気持ち良さそうに目を眇める。
俺の手をとって愛しげに頬を擦り付けてくる。
その様子に俺は満足した。
「ランディ・・・」
声は限りなく甘い。
「どうした?」
「ランディが傍にいると・・・嬉しい」
ロイドはうっすら微笑む。
俺の望んだ姿がそこにあった。
俺だけを見て俺のためだけに存在するロイド。
愛しくてならない。
ロイドは無言で俺を見詰めてくる。
「ロイド・・・?」
「・・・・」
「どうしたんだ?」
「なんでもない・・・」
何でもないようには見えないが、そろそろ時間だ。
時計を見ているとロイドがぼんやりとした声で言う。
「行くんだ・・・?」
後ろ髪を惹かれる声。
「・・・ああ、また夜になったら来るわ」
額に口付ける。
するとロイドは驚いたことに俺の服のすそを引っ張って頭を振った。
目は俺をしっかりと捕らえて放さない。
「・・・・・・傍にいて」
「ロイド?」
「抱いて滅茶苦茶にしていいから、傍にいて」
ロイドは何を思ったのか唐突にそう言い出す。
ようやく求められた、と思った。
望まない形で抱かれても、やがて俺しか見えなくなるようにと願っていた。
思い描いていた構図が具現化されて俺の心は躍りだす。
「分かった・・・」
「良いの?」
ロイドの顔がひらめく。
一瞬だけ生気が戻ったようにも見える。
「お前が傍にいて欲しいって言うならどこにも行かねえさ」
ごろりとロイドの横に寝そべって寝物語でもしてやるように顔を近づける。
そうしていると、ロイドは震えながら起き上がり俺に口付ける。
触れるだけのそれに胸が高鳴った。
ロイドの指に自分の指を絡める。
握ると弱弱しくだが握り返してくれた。
その感触に、恋人になったのだろうと思った。
俺は思う。
もう離れないと。
離れることなど出来ない。きっとずっと。
PR