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目が覚めると頭が痛かった。
視界は見たことの無い寝起きの風景で判断出来ない。
「う・・・、」
寝起きはあまりよくない。親父も、いつも隣で寝ている弁慶もあまりよくないから、血筋だろう。
ぐだぐだのままそれでも段々とはっきりしてくると、自分はさかさまに風景を見ているらしい事に気づく。
上半身だけベッドから追い出されて手は床についている。頭にすっかり血が上っているから気持ち悪いのも当たり前だ。
身体を起こそうとすると背中が異様に重くて痛い。振り切って起き上がろうとすると腰に回った弁慶の腕に力が入った。子供みたいだ。
「・・・・、オッサン起きろよ」
なんとか起こした体は一晩中弁慶に圧し掛かられていたらしくギシギシ言っている。こんな事なら一晩中こいつの性欲に付き合っていた方が良かった。
身体が痛い事よりも心の方が、杯に注いだ水がいっぱいに溢れて零れていくみたいに満たされる。
そんな事を思うと急に身体が疼く。
弁慶に触れて欲しくてどうしようもなくなるのに、未だにすやすや寝息を立てている。
どうしよう。
こいつは触って欲しいとか言う前に大概気づいて(あるいは無理やりこっちをその気にさせて)触ってくるから、おれは不自由した事が無い。して欲しいなんて言う必要がいつも無い。
誘う?女相手ならいざ知らず、弁慶相手に誘うなんて出来るか。
だったらこいつの朝勃ちしてるブツを自分でしたいように入れてしまう方がよっぽど気が楽だ。
見透かされた顔で「そんなにして欲しいんですか」とか「我慢できないんですね」とかにやにやされちゃ堪らない。
せめて起きてくれれば良いのに。
物欲しそうに仕草で強請ればこいつは言う事を大概きいてくれる。
おれはこいつに対して誘い方なんかよく知らない。
いつも察してくれるばかりだからだ。
ゆすって起こして口付けの一つでもしてみれば良いんだろうか、したいって言えばしてくれるんだろうか。
「弁慶」
首筋に顔を埋める。
起きたばかりでからからした乾いた舌を押し付けると、身体が少し反応する。
鼻にかかったような声を零して寝返る。
あれだけ普段人の気配に聡いくせに、こちらの世界に来てから随分とこいつはボケた。起きる気配も無い。
少し腹立たしくなってくる。
なけなしの勇気を振り絞ってこんな事をしているのに。
気づけ、馬鹿。
上に覆いかぶさって今度はしっかり口付ける。身体を合わせて布越しの熱に自分のそれも擦り合わせる。
どうせ起きて無いから良いだろうと腰を揺すって先を強請る。強請り方が段々大胆になっている気がしたが、半ばヤケだった。
「なー、起きろよ、」
なげやりに言った後、面倒くさそうな動きで手が腰を撫でた。
視界は見たことの無い寝起きの風景で判断出来ない。
「う・・・、」
寝起きはあまりよくない。親父も、いつも隣で寝ている弁慶もあまりよくないから、血筋だろう。
ぐだぐだのままそれでも段々とはっきりしてくると、自分はさかさまに風景を見ているらしい事に気づく。
上半身だけベッドから追い出されて手は床についている。頭にすっかり血が上っているから気持ち悪いのも当たり前だ。
身体を起こそうとすると背中が異様に重くて痛い。振り切って起き上がろうとすると腰に回った弁慶の腕に力が入った。子供みたいだ。
「・・・・、オッサン起きろよ」
なんとか起こした体は一晩中弁慶に圧し掛かられていたらしくギシギシ言っている。こんな事なら一晩中こいつの性欲に付き合っていた方が良かった。
身体が痛い事よりも心の方が、杯に注いだ水がいっぱいに溢れて零れていくみたいに満たされる。
そんな事を思うと急に身体が疼く。
弁慶に触れて欲しくてどうしようもなくなるのに、未だにすやすや寝息を立てている。
どうしよう。
こいつは触って欲しいとか言う前に大概気づいて(あるいは無理やりこっちをその気にさせて)触ってくるから、おれは不自由した事が無い。して欲しいなんて言う必要がいつも無い。
誘う?女相手ならいざ知らず、弁慶相手に誘うなんて出来るか。
だったらこいつの朝勃ちしてるブツを自分でしたいように入れてしまう方がよっぽど気が楽だ。
見透かされた顔で「そんなにして欲しいんですか」とか「我慢できないんですね」とかにやにやされちゃ堪らない。
せめて起きてくれれば良いのに。
物欲しそうに仕草で強請ればこいつは言う事を大概きいてくれる。
おれはこいつに対して誘い方なんかよく知らない。
いつも察してくれるばかりだからだ。
ゆすって起こして口付けの一つでもしてみれば良いんだろうか、したいって言えばしてくれるんだろうか。
「弁慶」
首筋に顔を埋める。
起きたばかりでからからした乾いた舌を押し付けると、身体が少し反応する。
鼻にかかったような声を零して寝返る。
あれだけ普段人の気配に聡いくせに、こちらの世界に来てから随分とこいつはボケた。起きる気配も無い。
少し腹立たしくなってくる。
なけなしの勇気を振り絞ってこんな事をしているのに。
気づけ、馬鹿。
上に覆いかぶさって今度はしっかり口付ける。身体を合わせて布越しの熱に自分のそれも擦り合わせる。
どうせ起きて無いから良いだろうと腰を揺すって先を強請る。強請り方が段々大胆になっている気がしたが、半ばヤケだった。
「なー、起きろよ、」
なげやりに言った後、面倒くさそうな動きで手が腰を撫でた。
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