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互いに酌み交わした酒に酔い、どちらからともなく唇を吸い合わせる夜半。

抱きすくめられた感触に身を委ねながら、彼は胸に顔を寄せて鼻をひくつかせる。
ちろちろと猫のように胸に舌を這わせながら、ヒノエは尚うっとりとした表情で顔を摺り寄せる。

「どうしました」
「んー・・・、好い匂い・・・」

そう言って、胸板に紅く跡を残しながら、香りにさえ頭を酔わせているらしい。
自分が身にまとうのは大抵白檀か伽羅。体温でまた香りを変えるそれが好きらしく、酔うと素直に口に出しては、戯れるような愛撫をしてくれるものだった。
甘えたがる甥にくすくす笑いながら、その首筋に吸い付く。
彼のほうが自分からすれば例えようの無い好い香りをしている。まるで温んだ湯に浸かるような心地良さを覚える。
女のそれともまた違う、子供の乳くささのような甘ったるい香りが、髪から肌から感じられて、堪らずに体を畳に組み敷く。

「っ、べんけ、・・・ぁ」

唾液をたっぷり絡めながら突起を舐ると、冷えた空気に晒されてぷくりと勃ちあがる。それを捏ね回しながら、段々と唇を下へ滑らせて行く。
だらしなく肌蹴られていた夜着は帯に絡んでようやく引っかかっているばかり。熱を孕んで立ち上がった欲から蜜がしたたり、淡い茂みがてらてらと光る。
わき腹をくすぐり跳ねた体を一層煽るように熱を口に含んだ。

「っあ、・・・っ、ゃっ」

反射的に頭に添えられた手は拒絶しようと少しばかり押し返してきたが、それもつかの間、髪を力なく握って腰を押し付けてくる。

「すごい・・・溢れてくる、」
「ん、ふ・・・っあ、」

とろとろと絶え間なく流れてくる白濁を啜り、口淫を速め、上りつめる彼の蜜を指に絡める。蕾に指を這わせて躊躇い無く中に押し込んだ。
途端、跳ねた体が悲鳴のような嬌声を上げる。

「は・・・っ、あっ、ぁあ」

達した余韻を与えずに後庭を弄り、中の好い部分を執拗に擦り上げる。その度にびくびくと体を戦慄かせながら足をこちらの体に絡めてきた。それを笑って責め立てる。

「ヒノエはいけない子ですね、いつの間にこんなに厭らしくなったんです?」
「ん、なの、あん、たのせい・・・、ひぁっ・・・や!」

そう少しばかり必死な様子で講義する。自分の行為が一番馴染むのだと教えたのは自分以外の何物でもない。けれど決して従順になりきれず、こうして涙を溜めてどこか快楽に流されまいと抗う姿はいつも可愛らしいと思う。
指を増やして、内部を押し広げるとそれを離さないように中がすぼまった。同時に善い所を掠めると、背がしなり、とうとう涙が頬を伝う。
もうそろそろかと腰を抱き上げ自分の熱をあてがった。
その熱に迎え入れる悦びか、ひくりと蕾の入り口が蠢く。

「ぁ、ん、・・・はやく、っ」
「あまり急ぐと傷つけてしまうでしょう」
「んんっ・・・いい、から・・・っ」

自分から腰を振り強請る体を宥めて殊更ゆっくり押し入れると、それでも感じる苦痛に眉が切なげに下がった。
感じる痛みを少しでも和らげようと、唾液と涙とで濡れ、真っ赤に染まった顔に口付けてやる。

やがてせわしなく息が上がり名を呼ぶ回数がいや増していくと、一際大きく身を反らせてヒノエの体が跳ねる。体内で迸った熱に震えながら、小さな声で一言零した。それに目を細めながら、深く口付けを施す。
薄く開かれた潤んだ瞳が嬉しそうに自分を見ていた。








「だりぃ・・・」
「そりゃまあ・・・僕もですよ」
「あんだけ好き勝手しておいてよく言うぜ」
「二回目は自分から誘ったくせに」
「三回目に無理強いした奴が言う台詞じゃねーだろ」
「・・・でも好かったでしょう?」

少し剣呑な表情から嫌な笑いを浮かべて言ってやると、すぐさま真っ赤になって顔をそむけた。
無言の肯定だと勝手に解釈して背中から抱きしめる。

「ああ・・・、やはり好い香りですね」
「んー・・・・?」
「香の匂いでもないし・・・、君の香りなんでしょうね」

香りに心地良くなりながら、うなじから背筋に鼻を寄せて、なんとなく悪戯心で舌を這わせる。
途端敏感に反応した体に気を良くして、先に進めてしまおうかと愛撫を本格的なものにする。

「あんた・・・さっきだるいって言ってなかった?」
「さあ?・・・良いじゃないですか。」
「だりぃのに・・・」
「嫌いじゃないでしょう?」



ふふ、と笑う声にほだされたのか、されるがままに熱を感じていく体を、もう一度堪能する。
馥郁とした香りに包まれて、互いに酔いながら、蜜月の刻が過ぎていった。



















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やってるだけの話も好きなんです。てゆーかエロは好きです。
しかし突っ込むまでを書くより突っ込むまでとか前後の方が書いてて好き。
読むのとはまた別の話ですが。

ヒノエが乳くさいと良いなと思う。まだ毛のぽわぽわした幼猫のイメージ。

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