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上ずった声がひっきりなしに響く。

労わるために背中をさする手の動きさえ

それを助長させるようで、逃げるように背が反った。



「…ぁっ、ぁっ、ゃ」



朱の上った顔、ぬめる唇。

ちりちり燃える灯火に照らし出されて

ほの暗く浮かび上がる。



抱いているとか抱かれているとか言う事に

あまりこだわってはいないのに

気づくと彼を抱いている。

普段惜しげもなく晒している手足以外の部分が白いことや

腕や腰の細さが未だ少年のものだという事実が可笑しい。

あんな、豪胆な表情をして、この華奢な体は不釣合いだ。



親指と中指で作った輪の中に彼の手首を通してみた。

細い。指の長さが余る。



「…っぅ、いっ、痛…あっ」



無理やり腰を持ち上げて膝を顔近くまで折り畳む。

そのまま奥を穿つと、内股が震え、腰が落ちそうになった。

させまいとしてなお欲をぶつける。

無理に押し広げられて柔い内壁が軋み

続いて非難のような声が聞こえた。



「はぁ…、ぁ、…鬼畜野郎」

「なんとでも。…、僕が鬼畜なら君は変態でしょう」

「あ?・・・ぅあっ」



また内部で熱が歪む。

堪らずに腕を伸ばした。

絡んだ細い腕に嫌な笑いを浮かべて、彼を見やる。



「鬼畜に縋るなんて、変態じゃないですか?ねぇ、」



言ってやれば挑戦的な目が細まった。

笑って、肯定しているらしかった。



「あんたもおれも似たり寄ったり、か?」



噛み付くように口を吸う。

とろりと生温かい感触の唾液を舌で転がして。

時折恍惚とした相手の目が見えるのが、どこか可笑しかった。
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