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「いつになったら君は慣れてくれるんだか」

呆れた口調でもって弁慶は溜め息をつく。その様はとても腹立たしい。と言っても自分に腹が立っているのであって、彼に腹を立てているのではない。

弁慶が嘆いていたのは、いわゆる夜の事情だ。
彼らの関係は男女の関係のごとくどちらかが必ず毎回下になるわけでもなし、攻守はその日の気分で入れ替わる。交わりなど互いに奉仕して然るべきだからそれに異存は無いにしても、ヒノエはこと攻め手としてはいまいち向かない。
決して下手なのではなくむしろ床上手と思われるが、いかんせん彼の声に問題があった。

「その、ね、可愛いんですけど。抱かれてる気がしないんですよ」

正面から抱かれている時ならまだしも、背面から抱かれて後ろで自分より大きく喘がれたのでは確かに堪ったものではないかもしれない。
弁慶は股座に顔を突っ込み、まらを咥えているヒノエの蕾に指を伸ばす。

「んー・・・ッ、ぅ、ぁっん」

途端くぐもった声が下半身に伝わってそれは良い刺激だったが、同時に彼の甘い声を聞くと今日己の身を下にしようと言う気が失せて行く。

「今日は僕がして良いですか」

上目遣いにこちらを見遣ると、ヒノエは咥えていた口をぎゅっとすぼめて攻めを強くする。軽い抗議のつもりなのだろう。いつもやり込められているのも、自分ばかり感じているような気がするのも、彼には癪なのだ。
やおら口から咥えていたものを離すと、汁でぬめった唇が尖る。

「昨日も一昨日もその前もおれが下だったろ?」
「分かってはいるんですけど・・・」
「・・・気持ち良くないわけ?」

こんなにしてるのに、と指が熱を弾く。呻いて身を少し退くと、させまいとするように首に腕が絡んでぬめった唇が宛がわれた。
舌先を絡め合わせているうちに段々とヒノエの指が下に降りて行く。蕾に辿りついた辺りでそれなりにし易いように足を寛げてやる。容易く中指が内に押し入り、内壁を捲りながら前後に揺すり始めた。

「んっ・・・ぁ・・」
「要はさ、突っ込まなきゃあんたが感じてるの見られるんだよね」

自分は良いのか、と疑問に思ったが、彼がそれで良いのなら構いやしない。また、ようやく抱かれているような気分になれるかもしれないとささやかな希望が見えてきたので、彼の言に合わせてみることにした。

「それにさ、こっちの世界って良いもんがあるんだな」

ベッドのサイドテーブルからまさぐって何かを手繰り寄せる。

「・・・、それ・・・」
「ま、張型だよ、慣れっこだろ」
「そりゃあ・・・ね」

ヒノエはいわゆる大人の玩具を持ち出して、年頃らしい笑いをからからしてみせる。互いに張型なんぞに慣れがあるのも嘆かわしいが職業柄それもまた仕方の無い話だった。
好奇心から触れてみると柔らかい弾力のある感触の中に、冷たい金属の感触が混じる。

「でさ・・・。これでシてあげる」
「痛そうじゃないですか・・・、それ」

あからさまに嫌そうな顔をする弁慶に、にやっと笑って、試した事があるから平気だとぬかす。言われて見れば確かにどうして、使ったような感じはあったが。

「面白そうなもんは試してみたいだろ?」

言うが早いが、さっさと寝転がらせて膝を割る。好奇に満ちた視線が下半身に集中すると、引きかけた熱も戻っていった。文句を垂れながらもなんだかんだ未知の品物には興味も引かれるもので、自分も半ば期待しているところがある。
ヒノエは舌先で入り口をぐちぐちと刺激しながら解し、指で内部を押し広げる。
刺激するたびにひくつくそこへ機械の先端を宛がい、ゆっくり進めた。

「っ・・・くぅ、ぁ・・は、」
「苦しい?」
「ぁ、つめたい・・・」
「大丈夫。力、抜いて?」

腹に溜まっていた空気を深く吐き出すと、その途端中へ一気に押し込まれた。

「んんっ・・・あっ」
「すごい、一気に飲んじゃった」

ヒノエは半ば以上感心して、手元のスイッチを探る。微弱なところから始めて、焦れったさに彼が身を捩り始めたところで中心に指を絡めて口へ含んだ。

「ひの、え・・・っぁ、や、」
「良いだろ?」
「でも・・・、これじゃ・・・」

暗にイけないと訴える目を見遣って、くすくす笑うとリモコンの強度を上げる。長く細い悲鳴にまみれて、彼の体が一瞬で跳ね上がった。
悪戯心で強弱をいじって遊ぶと、弁慶から非難の声が上がる。

「も、やめ、なさい・・・っあ」
「やぁだね、」

口でもう一度奉仕を再開しながら変わらずにリモコンを操作していると、弁慶は限界が近いのか腰がゆるゆると上がり、足の指先でシーツをぎゅっと引いていた。
その仕草に目を細め、見計らうように機械に手をかけて、ねじりながら一際奥へ押し込む。柔い内壁の善い箇所を思い切り擦ったらしく、彼の体は素直に弾かれた。

「ひッ、い、・・・ぁー・・・ッ」
「んっ・・・ぅ」

声を押し殺して喘ぐ彼には珍しく、長く伸びた嬌声を発して射精した。口中へ出された白濁を飲み下し、余韻で震える体に抱きつく。
少しばかり震えて熱を持った指先が首に絡まり、抱き返す。

「あんた・・・可愛いのな」
「・・・君ほどじゃないですよ、」
「ふーん・・・?ね、今度はおれにシてよ。もう出そう」
「良いですよ、」
「っ、あ・・・べんけ・・・」

好奇心に満ちた顔で擦り寄る淫乱な少年の熱を扱いてやりながら、果たして明日はどちらが下になるやら、と少し思案が深くなるところであった。


 




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ヒノエが可愛ければ攻めでも良いです。
可愛いヒノエが好きです。
可愛い攻めも好きです。
わんわんくーん(もう意味が分からない)

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