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頭が段々ぼうっとしてくる。
弁慶の手は気づくとシャツのボタンもブラのホックも全部外してしまっている。
前をはだけさせられて、そこに舌が降りてくる。



触れられれば触れられるほど、恋しい気持ちが溢れてくる。
それを言葉にしたくないおれは、胸に苦しさばかりが張り詰めていく。



本当は、本当はそう思って、そう口にしたいのに、意地ばかりを張る自分が、言いたくても言えずにいる。



代わりに涙を零すなんて、体は正直だった。
こんなに、醜いほど苦しくなってしまった自分を曝け出す。
口に出すより、きっとずっと、相手にとっては重苦しいんじゃないだろうか。



「何で泣くんです?」
「きもち・・い・・・、・・・」
「それだけ?」



そんなわけない。



おれの頭の中から体の中から、全部こいつに見せてやれるならそうしたい。
自分で言うのは、苦しい。
でも、言わないのは、もっと苦しい。



「ひ・・・っ、ぁ」
「ああ、いつもより、濡れてる」
「や・・・、あぅ・・・っ」



スカートの中に手を入れられてなぞられる。
もう大分濡れているのは自分でも分かっていたけれど、指摘されると恥ずかしい。
椅子を立たされた。弁慶は足元にしゃがんで、スカートを捲り上げる。



「もう少し、脚、開いて」
「っ、ぁ・・・」



弁慶はショーツの隙間に指を差し入れる。血がそこに集中していて、少し触れられるだけでもじくじくと体が疼く。
指と舌とで追い詰められていくと、立っていようにも体が言う事をきかず、段々と弁慶の頭にしがみつくように上体を折ってしまう。



「・・・・ね、ヒノエは、誰でも良いんですか?」
「え・・・?」
「こういう事をしてくれる誰かで良いんですか?」
「そんなわけない・・・」
「僕もです、」



太股を舌が滑る。
不意に今攻められていたところと違うところを攻められて背筋が痙攣した。



「ねえ」
「はい?」
「おれのこと、好き?」



弁慶はくすくす笑って体を離した。
そうしておれを抱き上げる。



「ええ、」


弁慶がベッドにおれをゆっくり寝かす。
保健室のベッドはパイプだからなのかギシギシと音がうるさくて恥ずかしい。
白衣を脱いでネクタイを外して、弁慶はゆっくりおれの上にかぶさってくる。
瞳が潤んでいて、強請られているのが、よく分かった。
体を強請りたいのはこっちだって同じだ。
でも、弁慶のそれはおれとは少し違う、酷く自分に素直だった。



「可愛いですよ、」



弁慶はシャツのボタンを全部外して、ブラもショーツも取ってしまう。
開かされた脚の間に顔を埋めて弁慶の舌の生ぬるい感触が覆ってきた。
膝が胸に付くほど脚を押し開かされる。反射的に頭を押しやっても、体が震えてむしろ押し付けるようになってしまう。
電気がつきっぱなしで全部見える。
何度も見られているのに恥ずかしい。恥ずかしくてしょうがない。
それが余計に体を昂ぶらせる。



「溢れてきますね、」
「っ・・・あ、あんま、見るな・・・って」
「嬉しいんでしょう?」
「やだ・・・、や・・・、っ」
「嫌じゃないくせに」
「ひ・・・・っ」



嫌じゃない、ただ恥ずかしいだけなんだ。
恥ずかしくて、でも弁慶が欲しくて、触れて貰えてるのが嬉しくて、相手の手が、例えば弁慶じゃなかったらこんなに愛情を、快楽を感じる事なんか出来ないのに。



「べんけ・・・」
「なんです」



愛撫を止めて弁慶は顔を覗き込む。
見つめられて背がしなった。体の全ての先端にぴりりと電流が走る感触がする。
言いよどんで、顔をそらしても弁慶は痛いほど見つめてきた。



「なんですか」
「・・・、すき、」



弁慶が欲しくてしょうがなくなる。
無意識のうちに腕を首に絡め、キスを強請る。
入り込む熱、息遣い、背を優しく撫でる手。



腰をぐっとすり寄せて夢中で強請った。



「もっと・・・、」



愛されてると分かれば分かるほど涙が止まらないくらいに心が感じる。
それ以外で体が快楽を感じるなんて恐らく無いんじゃないかと思えるほど。


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